猫短歌5首連作「泣くわけがない」
猫の日なので、猫の短歌の連作を掲載します。

下記は、猫写真投稿雑誌『ネコまる』の2007年夏号で発表したものです。

掲載時にはエッセイに短歌を挟み込む形式でしたが、短歌だけの連作にしてみました。




「泣くわけがない」(仁尾智)

もらわれていった子猫にこの家を思い出さない未来を望む

きのうまでいた猫のぶん寝返りが打ててしまって眠りが浅い

こちらから決めてお別れする猫で泣く意味がなく泣くわけがない

満たされた顔の子猫と冷ましてたお弁当から消えた唐揚げ

キッチンで物音がしても気にしない もう悪さする猫はいないし

(『ネコまる』2007年夏号)
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by satoshi_ise | 2013-02-22 16:15 | 短歌 | Comments(0)
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