連作 四十七歳(全10首)
小悪魔と悪魔が別であるように子猫と猫のかわいさは別

運命の猫との出会いはプライスレス 値札は付いているはずがない

甘噛みを知らない猫にかじられてマゾヒスティックな自分に気づく

新しい拷問ですか 正座した太ももに乗る猫の重さは

「いるだけでいい」ってきみは猫に言う 一度でいいから言われてみたい

手ざわりでどの猫なのか言い当てるゲームをコタツでする大晦日

猫の毛に触れたときだけ脳内にニャンドルフィンが分泌される

いいもんだ 猫といるのはいいもんだ 猫が迷惑そうでもいいもん

猫といる僕は幸福そうですか 犬のいる家は裕福そうだ

晩年は猫とのんびり暮らしたい 今との違いはよくわからない

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by satoshi_ise | 2015-12-24 12:57 | 短歌 | Comments(0)
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