思い出さずに観る
佐々木さんが旧腎臓から新腎臓(6/21現在のブログ名「もっと恐ろしいタコのしめかた」)に引っ越しする際に、下記の短歌を置いてきているのはなぜだろう、と思ってコメントを入れさせていただいた。

もういない妻とのチャンネル争いを思い出さずに観る巨人戦(佐々木あらら)

「思い出さずに観る」というところに微妙なねじれを感じ、そのねじれが魅力だと思った。
「『思い出さずに』と書いている時点で、実はすでに思い出してるのでは……」と感じたのだけれども、よくよく考えると、回想して短歌を書いていると解釈すれば、特にねじれていない気もする。
でも、もしそうならば「思い出さずに観た」が正しい気がするし、正しくなると魅力が減る気がする……というようなことを、延々と考えさせてくれている時点で、すでに僕にとってはとても魅力的な短歌となっている。
この短歌が新腎臓に移植され……もとい移転してきて、とても嬉しい。

僕のようにブログに不慣れで、アンフレンドリーで、しかもすごく出不精な人間にとって、他の方のブログへのコメントやトラックバックはなかなか敷居が高いものだ。

佐々木さんのブログには、そんな僕でもコメントを入れたくなったり、トラックバックしたくなるような記事や短歌であふれている。

佐々木さん、これからもよろしくお願いいたします。

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by satoshi_ise | 2004-06-21 11:28 | その他 | Comments(7)
Commented by crazy_mam at 2004-06-21 11:52
ご参加、本当にどうもありがとうございます(^^)/。コチラ、もうリンクしましたよ〜。ご報告は不要ですが、一応ご確認にいらしてくださいね。
なんか、いいな〜。とつとつとしていて、真摯な記事です。
そう、この佐々木さんの歌には私も何かひっかるものがあるのですが、そのひっかかりが何かはよくわからなかった。なるほどなぁ〜。伊勢さんの分析が参考になりました。なるほどなぁ〜。
Commented by satoshi_ise at 2004-06-21 12:01
crazy_mamさま
先ほど確認させていただきました。こちらこそありがとうございました。
Commented by nutschoco at 2004-06-21 23:35
待ってました、この企画に来ていただいて嬉しいです^^ありがとうございますm(__)m
この佐々木さんの短歌の‘ねじれ’をついてくるなんてっ!!私なんか、気付きもしませんで‥^^;さすがです、いせさん。。。

Commented by satoshi_ise at 2004-06-22 00:05
nutschocoさま
こちらこそ遅ればせながら参加させていただいて、ありがとうございます。
この佐々木さんの短歌、静かで淡々としているけれど(淡々としているからこそ)、ドラマチックで魅力的です。
Commented by satoshi_ise at 2004-06-22 09:28
ああ、時制の問題だけじゃない気がする。この微妙なねじれは。
「思い出さない」という行為が、自分の意志でどうにかなることじゃないことにも関係があるんだ。きっと。
Commented by 佐々木あらら at 2004-06-22 12:11 x
 どうもささきです。僕も大ファンである伊勢さんから、なんかすごいおほめの言葉をいただいて照れております。
 「思い出さずに」はやっぱりかなりねじけてると僕も思います。「忘れたままに」とかだとだめな微妙さですね。たぶん主人公の人は「誰が思い出してやるものか!」という表向きと、そうはいっても思い出し、後悔したりなつかしんだりしてしまっている本心とがぐちゃぐちゃになって整理ついてないんだと思います。そういうぐちゃぐちゃさがおもしろいかも、とは思えど、気付く読者はいるはずない、とお蔵入りにしてました。
 伊勢さんに気付いてもらえただけでこの短歌は成仏したと思います。今度はもっとみんなに分かる「感嘆」を詠むようにします。
Commented by satoshi_ise at 2004-06-22 16:08
佐々木さん
確かに「忘れたままに」だと、魅力が減る気がします。
「思い出さずに」というのが、絶妙です。
微妙なねじれの中に微妙な心情が隠れているのが、この短歌の味わいですよね。
この短歌でいろいろ考えて、楽しませてもらっています。
ありがとうございます。
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