さっき我が家のドアチャイムが鳴った。
妻は買い物に出ていて不在だったので、僕がドアを開けた。 ドアの前には作業着っぽい服を着た50代後半から60代前半くらいの、小太りなおじさんが立っていた。 「……」 おじさんは少し戸惑ったあと、言った。 「……お父さんとお母さんは出かけてますか?」 僕は少し戸惑ったあと、言った。 「……ここの家主は私ですが」 おじさんは大いに戸惑いながら、この家の屋根の傷み具合を説明して、パンフレットを置いて帰った。リフォームの営業らしい。 こういうことは、過去にもあった。 知っている人は知っているけれど、僕は見た目が幼いわけでもなければ、はつらつと若々しいわけでもない。 普通に四十年も生きれば背負ってしまう何かを、うまく背負えていないのだと思う。
by satoshi_ise
| 2009-03-08 17:11
| 日記
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